2010年07月13日
ごめんなさい!
もう、のっけから謝ります。
この日記、2ヶ月以上スルーしてました。
だって、出版の仕事がものすごく忙しかったし、ほかにもいろいろ、アレもあったし、コレもあったし……と、グタグタ言いわけを書きたいところだが、潔く謝る! ごめんなさい!
……なんか、開き直っている感じする? ハイ,ソノトオリデス……。
というわけで(どういうわけだ?)、今日は、真面目に、カルシウムの話をします。
先日、なにげなくテレビのニュースを見ていたら、「鍾乳洞が全国に5000ヵ所もある日本は、まさに石灰列島。石灰は、資源小国日本が自給できる数少ない資源のひとつなのです」と言う声が流れてきた。
「ん?」思わず聞き耳を立てた。
テレビは続けて「しかも日本の石灰は、他国の石灰に比べて、酸化カルシウムが多く含まれているため非常に良質です」と言う。
「ええ〜!? 日本は軟水の国って言われてるのに? なんで? なんでカルシウムがそんなにいっぱいあるの?」
そうです。日本は軟水の国。つまり水のなかに、あまりカルシウムが入っていないということですね。それに比べて欧米や韓国は、硬水の国。水のなかにカルシウムがいっぱい入っているいうことです。
軟水の国、日本では、「軟水器なんてまったく必要ない」とずーっと言われてきました。だから私たちも、「不要なものを人に売りつけている」みたいなこと言われてきたのです。
だけど、テレビでは「日本は石灰列島」と言っている! どういうこと?
ここで、石灰岩と石灰とカルシウムの関係を整理してみましょう!
▼石灰岩は、炭酸カルシウムが主成分の岩。
▼石灰岩が熱分解されると、石灰(酸化カルシウム)になる。
▼石灰岩に含まれる炭酸カルシウムは、二酸化炭素を含んでいる水に溶ける。
▼そのため、海や川の水にはかなりの量のカルシウムが含まれている。
というわけで、軟水の国と言われている日本だけど、石灰列島だもの。石灰岩の地質のところを流れてくる水には、当然、カルシウムがたくさん含まれているってことです。
日本に軟水地域が多いのは、たぶん国土が狭くて、河川が短いからでしょう。雨水は基本的に硬度ゼロ。それが土壌に染みこまないで、そのまま流れてくれば軟水ということです。
あるいは、火山が多いから地下水が熱せられ、カルシウムが結晶して水に溶けないということもあるのかもしれない。カルシウムは、水温が低いほうが水に良く溶けるのです(たぶんこれが冬になると水道水の硬度が上がる原因)。
バスルームの蛇口などに白いガチガチがついていますが、あれは水温が上がったことでカルシウムが結晶するから。ヤカンの底などに白いカリカリが付くのもそのためです。沸かしたお湯は当然、硬度が下がっています。
……だめ。自分で書いていて頭が痛くなってきた。
だからね、私が言いたいことは「私たちはカルシウムたっぷりの土壌の上に暮らしているんだから、硬度の高い地域があるのは当然だ!」ってこと。
「日本は軟水の国」と、ひとくくりにして、軟水器を無用の長物と決めつけるのはやめてほしいってことです。
ちなみに、石灰は「吸湿性に優れているため、海苔、せん べい等の防湿保存剤として用いられている」と、日本石灰協会のHPに書いてありました。
だから、カルシウムを含んだ水道水で顔を洗うと皮膚が突っ張るんですね。カルシウムは皮脂とくっついて吸湿し、さらにカルシウムにはタンパク質を固める性質もあるので皮膚を硬くもするのです。
というわけで日本にも、軟水器を必要とする人はたくさんいるはず。
さらにがんばって、軟水器の普及に務める所存です。その一助になるならば、この日記もがんばって書き続けます。……本当です!
参考にしたサイト
ワールドビジネスサテライト:http://wbslog.seesaa.net/article/150650702.html
日本石灰協会:http://www.jplime.com/
石灰石鉱業協会:http://www.limestone.gr.jp/introduction/index.htm